わたしに言っていたこと
先生にお伝えしたとき
先生は「僕は医者ですが、お母様と
同じ看取りを望みます」
母は看取りもそうですが
亡くなったときの葬儀に関して、
お供え物まで言っていました
その話しを先生に話しましたら
「昔なら縁起でもない!と言われた
でしょうが、家族に伝えておくのは
とっても大事なことです」と
おっしゃってくれました
「小さなひ孫たちが怖がったら
困るから死に顔は見せてくれるな」
先生は「病気で治療して亡くなる
わけではなく、老衰の場合は
とっても綺麗なお顔で亡くなるので
大丈夫ですよ」
先生がおっしゃった通り
ただ、寝ているような
とっても綺麗な顔でした。
孫とひ孫たちで納棺の儀を
執り行ってくれました
難関は戒名はいらない・・・
戒名って亡くなった故人よりも
残された家族の記録のような
気がします
誰それは◯歳で亡くなった
若かったんだね
誰それは◯歳で長生きしたね
お寺に相談しましたが
結果・・・お経も含めて
戒名を20万円で
いただく事になりました
「院」がつくと高価になります
名前の一文字だけ入れてもらう
ことになりました
( ̄ー ̄) 断るのはかなり難しい
そして
今度は葬儀社さんのお供えについて
母は「わたしが死んだらお供えは
この黒糖饅頭とどら焼きと
アイスコーヒーにしてね!!
果物だの缶詰だの花だのいらん
からね!!お金使うことしないでよ」
「あと、新聞にも載せんくていい」
「余計なことは一切しないで
焼いて墓に入れてくれれば
いいからね!」
( ̄ー ̄) 葬儀社さんに
お供えの話しをして・・・
これもかなり言いづらいですが
お断りしました
母が大好きな黒糖饅頭に
どら焼きを孫たちが供えてくれました
また、コーヒーの詰め合わせの
小さな花輪
孫たち5人からのお供えです
コーヒーは大好きだったから
喜んでくれていると思います
母は遺影の写真も決めて
ありましたが
こちらは若すぎて
ひ孫たちが誰かわからない 笑笑
それで、皆んなが大好きだった
母の笑顔に決定
皆んなそれぞれに
手紙を書いてくれて納棺
小さな子たちの手紙を母は
目を細めて読んでいる筈です
わたしは
家族全員の写真アルバムと
母が気に入っていた
ひ孫からのプレゼントの
折り紙のお地蔵さん
母に最後のラブレター
「いい娘じゃなくてゴメンネ」
続きます
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