秋の空
一年前の9月17日
弟が亡くなりあれから一年
猛スピードで時が通り過ぎました
昨日は一周忌法要を
執り行いました
葬儀、納骨、法要、
親から子供への最後の教育
法要会食前の喪主(長男)の挨拶
お坊さんへのお礼の言葉
弟の2人の息子たちを見ていて
つくづくそう思う
この一年で
24歳と29歳だった息子たちは
大きく成長しました
昨年
弟、享年57歳の旅立ち
弟の息子、長男は千葉県
次男は札幌市でした
母親(元妻)は大腸癌を患い
治療中でした
突然の父親との別れに
一番ショックを受けたのは長男
病を患っている母親が心配になり
千葉県の会社を辞めて旭川市に
帰郷しました
この長男が勤めていた
会社の社長さんの粋なはからいが
あってこそですが、長男が社長に
呼び出されて掛けられた言葉
「君がウチの会社に居るというか、
千葉県に居る意味はない。君の持ってる
技能なら故郷で、いくらでも使ってくれる会社がある。使用していた工具はみな持って行っていいから、故郷に帰りなさい」
最初、長男は父親のことで長く会社を
休み迷惑をお掛けしたので、
辞めさせられるのだと、受け取って少し不満気でした。
違うんですよね。
社長さんのところでは息子さんも
勤務していて、誰よりも事情を
理解してくださっている本当に粋な
はからいです。何十万もする工具を
全て持って行きなさいと・・・。
わたしが、母親の病も分かってるから
こんな意味で言ってくれているのだと
解釈すると涙して、社長に
感謝していました
遠い千葉県で働いていて、病を患っている母親にまで何かあれば、この子は悔いの残る人生を送ることになると、故郷に帰してくれたんです
そして、長男は現在ウチの長女の
婿殿が経営している会社で働いて
います
母親の検診には必ず着いて行く
親孝行息子です
また、毎週母親とスイーツ巡りに
行っています
心優しく真面目で実直な子
仕事も一生懸命だそうです
お陰様で母親は転移なしで
抗がん剤治療も終了しました
息子という薬のお陰様だと
思っています
また、次男は結婚しました
可愛いお嫁さんを連れて
挨拶に来てくれました
父の日にも仏壇に手を合わせに
結婚の報告時も仏壇に手を合わせに
来てくれます
2人とも優しい息子です
弟は天国から元妻に心から
感謝していると思います
シングルマザーで
子供2人を育てることは
並大抵ではありません
別れた父親をちゃんと
敬う教育をしてきたことが
見事です
普通は父親の愚痴の一つも
こぼしたくなるはずですが
素晴らしいですね
( ´ ▽ ` ) わたしも
見習わなくちゃと
元夫を子供の前で褒めようとするが
( ̄ー ̄) 見当たらない!!
(๑>◡<๑) プププ
(⌒▽⌒) ダメだ!こりゃこりゃ
心のどこかで敬っていると
信じて・・・笑笑
続きます