秋の青空の中
弟が亡くなりました
まだ、57歳でした
まさかの坂
20日に
警察から電話が来たとき
既に亡くなっていることを告げられ
頭が真っ白というより
思考力が一時停止・・・。
弟は20年前に離婚
息子が2人
息子たちは元妻の方へ
それから、20年間一人暮らし
仕事は個人事業主
弟が住んでいたマンションに
向かう
弟のマンションに行くのは
初めてなのでナビを設定
人間、動揺するとはこのことだと
思うほど、普段簡単に使っていた
ナビの設定が上手く行かず
車の中で一人アタフタ
マンションが直ぐに分かったのは
警察車両に大勢の人たち
(警察、不動産会社、大家、他)
車から降りて直ぐに
警察官が近寄って来た
わたしを姉と確認したのち
説明を受けた
告げられたのは
先ずは亡くなっていること
第一発見者の存在
新聞の溜まり具合から
多分、死後3日経過していること
遺体に損傷があり、今は対面できないこと
本人で間違いないと確認出来ているのは
持参していた免許証で確認出来たこと
病死か事故死、事件性も含めて
これから、調べるので遺体は警察署へ
また、部屋にも入ることは出来ない
貴重品、部屋の鍵、車の鍵、携帯などは
警察預かりとなることを矢継ぎに
告げられた
弟さんに最後に会った日は?
わたしの携帯を開き
弟とのラインを読み直す
8月12日です
息子さんが2人居ると聞いております
息子さんへの連絡もお願い致します
では、遺体を警察署に搬送しますが
よろしいでしょうか?
わたしの口から思わず出た言葉
「弟は自殺でしょうか?」
今の状況から推測すると
自殺ではありません
その言葉でヘナヘナと
腰が抜けた状態でその場で
しゃがみ込んでしまった
自殺かも知れないと思っていたので
それから
不動産会社の方から経緯を聞きました
弟が20年前にマンションを契約した時の
保証人が(わたしの元夫)
元夫から→長女→わたしの連絡先へと
たどり着いたこと
三連休明け、仕事現場に現れないことを
不審に思った仕事仲間がマンションを
訪ねてくれ、郵便ポストから覗くと
新聞も溜まり
倒れている姿が確認でき
不動産会社に連絡が入り
合鍵にて部屋へ
救急車を呼びましたが
既に亡くなっているとのことで
警察が来ました
今後については家賃の振り込みなども
確認して退去日を決めていくとのこと
でした
この日は
お陰様で20日(火)
定休日でした
娘たちは仕事をしていましたので
先ずは弟の子供たちに連絡を取りたい
毎年、年末は必ず弟と甥っ子(息子)
2人は我が家で年越しをしていましたが
携帯番号やライン交換をしたこともなく
昔、登録した
携帯番号は変わっていて
現在使われていませんコール
甥っ子たちの母親(元嫁)の実家
古い記憶を遡り旧姓の名字を思い出し
Googleで検索して数件リストアップ
片っ端からの電話作戦
お陰様で見つかり実家で
携帯番号を聞いて電話
ところが、知らない番号なので出ない
娘がショートメールで私だと入れた途端に
元お嫁さんから
電話が鳴り息子たちに連絡を取って
くれました
優しい元お嫁さんは
電話口で泣きじゃくっていました
長男は千葉、次男は札幌
向かってくれるとのことで
一安心
ですが、ここからが大変で
わたしの電話が鳴り止まない
慌ただしい
1日目の始まりでした
続く