2024年03月25日

お礼の手紙

母を看取ってくださった
施設職員の皆様にお礼のお手紙を
添えさせていただきました。




職員の皆様


この度は、一年八ヶ月
母が大変お世話になりました。


母の希望通り老衰で穏やかに
逝けましたことが何よりです。


母は生前、元気な頃に治療から
葬儀、仏壇のお供えまで私に
話していました。


昔なら縁起でもないと言われる
ことですが、今の時代にはとても
大切な事だと思います。


コロナ禍でご苦労の絶えない中
お世話いただき感謝の気持ちで
いっぱいです。


コロナで、面会も少なかったですが
前日に会えて良かったです。
何度もバイバイと手を振る姿を
心に焼き付ける事ができました。


私も通る道ですが、認知症という
病気は本当に難しい病気だと
思います。私は52年間、母と一緒に
暮らしました。


一人暮らしの物忘れですと
どこに置いたかなぁと探しますが
同居の家族が居ると、どこかに
隠した、盗った、なります。
家族にとっては、これが一番
辛く切ないこととなります。


「介護はプロに家族は最期まで
愛情を」の言葉通り
入居ができ、母との確執となる
嫌な思い出を作ることなく愛情を
注ぐことができました。


母のお世話をしてくれた職員の
皆様は家族に会うことのない
縁の下の力持ち的存在で、
幾度もの出会いと別れを繰り返し
お辛いときもあると思います。



ですが、
皆様のケアがあってこそ
家族は愛で見送ることができるんです。
皆様のお仕事は虹の架け橋のような
存在です。


亡くなった母の遺体に入れ歯を入れて
くださる作業のひとつを取っても
何とも尊く有難いことです。


本来ならお一人お一人にお礼を
申し上げるべきところ勝手ながら
この紙面にて失礼致しますことを
お許しください。


本日は母の初七日です。
母が大好物の黒糖饅頭で
お礼に代えさせて
いただきます。


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これからも更に皆様のご健康と
ご活躍をお祈り申し上げると共に
今迄のご厚情に心よりお礼申し上げ
ます。



故 齋藤 節子
娘 大谷 裕美


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介護に携わる全ての皆様を
尊敬致しております。
そして、日々ありがとうございます。




皆様がたくさんの愛と光に
包まれますように☆


お読みくださり感謝です


世界平和を祈ります。






posted by ゆうみ at 13:57| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする