白いチビを抱いて来た
お姉ちゃんの家にはワンコが
3匹いて、たまに連れて来るから
連れて帰るんだと思ったら
「花!仲良くしてね」って
置いて帰っちゃってビックリさ!
それも、パタッと倒れて
お母さんはアタフタ
お姉ちゃんは急いで
ブドウ糖を飲ませて大騒ぎ
そして、妙に病院臭いチビ
チビが寄って来たけど
僕は距離を取ることにしたんだ
チビは小さいからベットの上や
ソファの上には上がって来れないから
僕はトイレとご飯以外はソファの上で
過ごしてるよ
チビが嫌いなわけじゃないんだけど
すごい咳をしていて、咳しながら
走り回る姿を見ると、またパタッと
倒れるんじゃないかとハラハラして
自然に距離を置いてしまった
お母さんもロミオ兄ちゃんが
居た時みたいに大変そうだし
だけど、よーく考えたら
僕が、お姉ちゃんのところから
この家に来たとき、僕が5歳で
ロミオ兄ちゃんが12歳のときだった
ロミオ兄ちゃんは僕を優しく迎えて
くれたんだ・・・あれから7年
僕はそのときのロミオ兄ちゃんと同じ
12歳になったよ
お空組になったロミオ兄ちゃん
優しかったロミオ兄ちゃん
見習うこといっぱいだな
お母さんも僕も毎日が寝不足で
僕が油断して寝ていたらチビが
そっと横に寝ていて
ビックリ飛び起きたよ!!
お母さんは今、チビが心配で
床に布団を敷いて寝てるんだけど
油断して布団の上でくつろいでいたら
なんか、違和感を感じる
静かに忍び寄ってるチビ助
ちょっと待て!!
心の準備ができていない!!
そそくさと退散
僕の気持ちとは裏腹に
確実にチビとの距離は
縮まっている
チビ!早く治せよ!
皆んなが心配しているぞ!
名前もラムネからツヨシになるぞ!
咳が止まるといいな!!
来年の春には一緒に桜を見に
散歩に行こうな!
皆さん、チビのこと、お母さんのこと
僕のこと心配して応援ありがとう
ございます
皆様がたくさんの愛と光に
包まれますように☆
愛と感謝の祈りを込めて
by 花道